手をつないで、額を寄せて 育みあって 怖くなったら、肩を抱き合って 空を仰いで 泣いて、怒って、傷つき、傷つけても 最期の時には、肩を寄せ合って やがて真っ赤な朝焼けが来て 空っぽの世界が顔を出しても 今は それでも、笑うんだ 小さなその足で、芝生をしっかりと踏みしめて 無垢で、まぶしい いのち この時は 確かな重みを持ってるはずだから。 生きて。生きて。生きて。 |
もし、私があなただったら そんなふうにしない。 もっとスマートに やれるはずなのに。 でも、そんなあなたが 好き。 |
慟哭 悲鳴 狂乱 いろんなものが 交錯するこの地面 でも、 ここに立って生きる他ない僕たちは 弱くて 小さくて 限りなく、愛おしいのかもしれない。 |
揺れる水面に合わせて ブランコは宙を舞う 1、2、3。1、2、3。 君の掛け声が 青空に響く 夕焼け。 明日はきっと晴れる。 そろそろブランコにも飽きた頃 一輪、花を持って 君は僕の前に現れる さようなら、また 明日。 その一言で 僕はまた、息をできる。 |
スイッチを入れれば 世界中の矛盾を映し出す 魔法の箱 今日、僕らが夢中になる話題は 彼らの涙の上にある現実 明日、彼らの命をと引き換えに 僕らはハンバーガーを食べる そんな箱庭の中で 僕らは精一杯息を吐き 明後日も、来年も 大好きな人と手をつなぐ きっと誰もが、 こんな瞬間はドキドキするんだろう 砂漠の熱の中でも 吹雪でも 世界中の春に、ピースマークを掲げよう。 |
君の腕に抱かれて 夢見る夢を見る ただ、温かいベッドの中で 何も穢れることなく 寝息だけが部屋を埋め尽くして 時々 私は目を開け 君の震える睫を眺めて それだけでいい。 そんな夢を見させてください。 |
昨日の涙が 今日の糧になる 明日の朝焼けが 今日の力になる そうやって ここが森の星だった頃から 僕らは命を紡いできたんだろう? 忘れてた。 生きていること 昨日のこと 明日があること 僕たちがまだ、 許されていること。 |
こんな時代に、愛を歌うなんて もっと大事なことが、世界にはたくさんあるじゃない? キガ アラソイ キズアト マチガイ 抱えきれないほどの苦しみ それを背負って それでも歌うことが 君に与えられた使命なんじゃない? あなたは、いつも正しい。 でもね 思うんだ 愛を忘れてしまった鳥は きっとかすれた声しか出せないんじゃないかって たとえ彼女が、 どれだけ世界の亀裂を空から眺め 胸を痛めていたとしても だから 今はとりあえず 目の前のあなたを愛することが 私の使命なんだと思うんだ 間違いだらけの世界を愛せるようになるための。 |
ドアを開けば そこは見た事もない楽園 花が踊り、果物は歌い そこには何の闇もなく 世界中の人にとって 夢の目覚めが そんな「こんにちは、新しい日」 だったらいいのに。 |
今まで歩んできた道が たとえ全部まちがいだったとしても その先で、君と出会えたなら それは正しい道だった たとえ 一緒にまちがった道を歩んでも きっと君なら さびれた道標をちゃんと見出して 私の手を取ってくれる もし、二人の行き先が 進むべき道が二手に分かれたら そこに二人は旗でもひとつ揚げて 明日から、違う道を行く おそらくただ、それだけのこと |
「街」 灰色の間で 足音は小さく 捨ててきたものとすれ違いながら 照らす光は 乱反射して 冷めたアスファルトを ゆらゆらと焦がす 無表情な波にただよい 若者が見上げたその先には 白い紙ヒコーキが一機 四角い空を割って 本物の国から夢の国へ この街を優雅に見下ろして |
たき火をしようよ 小さくていいから 手をかざしたら ほのかにあったかければいいから 火が消えたって 悲しまなくていいよ また 何度でも 点け直せばいいから |
何が欲しいの? 何を求めてるの? そんな怖い顔をして。 |
「愛してる」は とっておきのディナーにとっておいて 今は、あったかいココアでも飲もうか。 |
絡みつく蔦も 降り注ぐ雨も 全ては君の味方だから どうか 見つめる先だけは未来に 足は地に、腕は広げて たとえ倒れても 見つめる先だけは未来に |
僕は君が好きなんだ だから僕の側にいて 『だから』? |
愛した人を失った涙が その花を そんなにも美しく 育て上げたのだとしたら 手遅れじゃ、ない 愛しあおう。 まだ間に合う。 抱きしめあおう。 |
一晩の関係 心の隙間を埋められはしない 熱烈な攻撃 打ち倒されてしまうだけ 禁断の甘い蜜 麻薬にも似たそれは、僕の心を切り崩す 本当に求めてるものは? 月夜 あの静かな海 きらびやかな部屋 耳元の、囁き 何もかも いつかは偽者になり また新たな誰かが現れて 最後に立っているのは どうか、君であってほしい |
なんにもないよ。 ここには、望まれるものなんか何一つないよ。 ただ ただ、 真っ白な世界が転がってるだけだよ。 |
クールなフリしたって もう無駄なんだから。 観念してください あなたは、私が、好き。 |
砂漠にポツリと佇むオアシス そこには一体何があるんだろう 水を求めて辿り着いた旅人の 生き返ったような笑顔 緑の木々 少しの果実 その周辺には もう一歩のところで倒れ臥した 数え切れない程の 死体 その手に握られた時計は いつも同じ時間を指していて 今日もオアシスは ほんの少しの人でにぎわう |
あなたの牢屋に私を放り込んで。 檻を破る気も、助けを呼ぶ気も そんなのはどこにもないから。 この手首に手錠をかけて 明かりさえ無い、薄暗い心の奥に 私を閉じ込めておいて。 そして時々、牢に繋がれた私が 脱獄なんか企んでいないかって 様子を見に来てくれたらもっといい。 看守の足音に胸を躍らせて 一人きりの監房にしがみつく私に、 どうか 終身刑を宣告して。 |
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